1972年、小さな養鶏場からスタートした秋川牧園。たくさんの薬品が食べ物づくりに使われていた当時から、私たちは「体に入る化学物質をいかに減らすか」というテーマに全力で取り組んできました。
卵やお肉の中に残ってしまう農薬を減らすために植物性飼料を開発したり、ポストハーベスト農薬や遺伝子組み換えの心配のないトウモロコシを求めてアメリカ中の農園を訪ねたこともあります。野菜も、試行錯誤を繰り返しながら化学合成農薬や化学肥料を
使用せずに栽培してきました。
たくさんの研究を重ね、新しい方法をあみ出し、「難しいこと」や
「できないこと」をひとつずつ「できること」に変えていったのです。

秋川牧園は、かつて「不可能だ」と言われてきた抗生物質・抗菌剤を使用しない若鶏の無投薬飼育にいち早く成功しました。その成功のポイントは、鶏本来の健康。秋川牧園の鶏達は栄養バランスを考えた飼料を食べ、日光が注ぎ込む開放型鶏舎で自由に運動しながらのびのびと過ごします。病気にかからず健康に過ごす秘訣は鶏も人も日々の生活の積み重ねなのです。

私たちが愛情を込めて育てた生産物を、健康に、手軽に、食卓で楽しんでいただきたい。そんな思いで、自ら冷凍食品や乳製品の加工もしています。秋川牧園のお肉や卵を使用し、余計な香り付けや着色はいたしません。
“もうひとつの台所”として安心して
選んでいただけるよう、ひとつひとつ
吟味した素材でつくっています。